人は何故「厨二病」だった歴史を認められないのか?
「厨二病」
それはアイデンティティ(?)である。この言葉の意味は多種多様であるが、よく見受けられるのは「憧れ」からくるようなものだ。
「人間」とは成長の過程において少なからずアニメ、マンガの影響を受けて生きている。
その影響を受け、自分もそのマンガ、アニメのキャラにならんと志した者の成れの果てである。
尚、これをしている間は周りからの目が痛い。
【人間は何故厨二病の歴史を隠したがるのか】
これは先日、とある人と会っていた時のことだ。
「自分厨二病だったんですよ〜(^ ^)」
という言葉が、この記事を書いたきっかけだった。
僕は「この子はちゃんと自分が厨二病だった」ということを自覚し、受け入れているんだな。と素直に思った。
そして同時に「何故人間の大半は厨二病だった頃のことを隠したがるのか?」
と思い、取り上げることにしたわけだ。
早速だが、さくぱんは厨二病である。
ある時は自分の右手には異能の力をかき消す「イマジンブレイカー」が宿っていると思い込んだ。
またある時は「自分は聖剣エクスカリバー」の担い手に選ばれし人間だと錯覚。
そしてしまいには「自分の生きているこの世界はパラレルワールドだ。」と思い込み他のパラソルワールドの自分の物語を書き出す。
という黒歴史を持っている。(もう一歩間違えたらただのサイコパスだよね笑)
僕は自分の生きてきた人生の軌跡には誇りがあるので(この言い方がすでに厨二なんだよな)自分の「厨二病」の黒歴史は隠さない。
まず前提として「人間である以上、必ず厨二病の時期はある」というのが僕の考えだ。
何故なら人間は「誰かの影響を受けて成長する生き物」だからだ。
しかし、誰しもが「厨二病」の歴史があるにもかかわらずほとんどの人間が「自分には厨二病の時期があった」ということを頑なに認めない。
現に僕や、先日会ったその子は誇りを持って「自分は厨二病だった(なんです)」と言っているのに対し、
他の人は
「厨二病はお前だけだわwww」
「恥ずかしくないの?www」
「厨二病の記憶とか全くないわ」
と頑なに認めない。(絶対厨二病だった頃はあるはずだ)
と、いうわけで明日からは【何故人々は厨二病であったことを隠したがるのか?】をテーマに語っていこうと思う。
それではまた明日( ̄∇ ̄)