会社で求められていること。経営者として求められていることの違い
金持ち父さん貧乏父さんには「真の経営者は仕組み(ノウハウ)を作りだす。」と書いてあった。
例えば、人はマクドナルドより美味いハンバーガーを作る案は出せるが、マクドナルドより優れた仕組みを作れる人は滅多にいない。
何故なら創始者であるマクドナルド兄弟の完全なオリジナルだからだ。
故に真似できない。真似してもただの2番煎じである。故に売れない。
何かを作りだす時、必要なのは「オリジナリティ」である。
さくぱんがビジネスをするなら「さくぱんのビジネス」と言われる「独自性」がなければ仕組みを作ることなど絶対にできない。
では一方でマクドナルドは何故あの素晴らしい仕組みを寸分違うことなく実現し続けられているのか。
答えから言うと「創始者が生み出したノウハウを働いている従業員たちが徹底的に守っているから」だ。
所謂「手順書」と同じである。
「手順書」を作成した人間は何百通りものやり方を試して何回も試しながら成功したパターンを「ノウハウ化」したのだ。その形が「手順書」である。
そしてその「手順書」の内容を寸分違わず実行すれば全く同じ結果の内容が出来上がる。
これを従業員たちはコツコツやっているわけだ。
ここで話を戻そう。
何故僕は会社で結果を出すことができなかったのか。
ここまで考えて、自分の過去の会社の振る舞いからわかったことがある。
それは「従業員の立場のクセしてオリジナリティを出そうとしていたから」が1番の原因と言ってもいいという結論がでた。
従業員に求められているのはすでに作られている「その会社のノウハウ通りに動く」ことである。
もっと言えば他の人と同じく動けるような人間である。
それ以外など邪魔な存在だ。
そしてそのノウハウ通りに動かなかった僕は正に厄介な存在だろう。それは評価されないのも当然である。
そういう意味では僕は明らかに「経営者、クリエイター」向きなのかもしれない。
現にそういった世界では徐々に結果を出すことができている。
もっと調子に乗ったことを言えば不動産事業に関してはレールに乗ったところだと言ってもいい。
そういう世界で僕は生きていくべきなのだと改めて思い知らされた。
まあ、今回は会社で結果を出す人と自分の結果を出す人の違い、必要なことについて語ってみた。
是非参考にしていただけたら幸いです(^^)