迫られる決断。人を信頼することの難しさ
読者の皆様には言ったことがないが、僕は不動産事業をやっている。(そもそも始めたのも最近です)
必死に種銭を貯めて色々な方のツテを借りてやっと自分の物件を持つことができたのだ。
(必要な初期投資を知りたい方は直接聞いて頂ければお教えします。コメントください笑)
その間は会社が忙しい中、都内と地方を行き来しまくって必死に交渉や手続きをしたのを覚えている。あれは地獄だった...笑
まあ、そんなことはどうでもいいのだが4日前僕に「あなたの家の部屋を事務所にしてビジネスをさせて欲しい」
といった案件が舞い込んできた。
人を住まわせるために色々策を練ったし、信頼できる不動産屋にも必死に相談した甲斐があったものだ。
速攻交渉する為に現場へ赴き、まずは話を聞いた。
交渉相手の方をNさんとしよう。
Nさんは新卒から5年間カウンセリングの仕事をしており半年前に会社を辞め、自分で生きていくと決めたようだ。
そしてその半年後、色々準備をして「子供の相談所、個人塾」を開くことにしたようだ。(塾とは言っても公文式のようなものかな)
だが、問題はその塾を開く場所だ。それがない。
現在地方では人が少ない為、空き物件というのが非常に多い。
しかし、僕の住む地方ではとある改革の為余程の理由がない限り安い値段では土地は売らないというルールができている。
そもそもNさんは物件を購入できる程の種銭がない。だから物件を借りるしかない。
しかし、地方でも普通ビジネスありの部屋の相場は安くて8万だ。
普通は8.5万〜9.5万程度だし、高くて10万を超えるところもある。(僕の体感だが)
しかし、その人は「それは高くて暮らしていけない。」と言っていた。
そして「誠に身勝手なお願いで申し訳ないが、もっと安い値段で交渉させてもらえないだろうか」と言ってきたのだ。
(じゃあビジネスすんなよ。と言ってしまえば簡単なのだが、それはナシ。僕としてもそれで一蹴はしたくない)
そこで僕は「では、いくらであれば生きていける算段がつきますか?」
と聞いたらNさんは
「7万円です。7万円でお願いします。」と言ってきた。
僕は唸るしかなかった。次回で詳しいことは説明するが、7万円というのは僕にとっても中々にリスクが高い。
そして唸った結果、僕は決断した。その答えは...
to be continued...