さくぱんの人生映画化日記

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人気マンガは読者を「共感させる」。では、「Fate」はどうなのか?

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Fate/StayNight」の凄いところは「設定の作り込みが凄い」とか「各人物の背景がものすごく分かりやすい」とか色々ある。

だが、本当にすごいのは、

「設定の作り込みが凄い」とか「各人物の背景がものすごく分かりやすい」がただの「土台」に過ぎない。という点である。

では、この物語のメインはなんなのかというと、この作品の主人公

【「衛宮士郎」の生き様を描いていること】

なのである。

それでは【「衛宮士郎」の生き様を描いていること】がこの作品のメインだが、それのどこが魅力的なのか。

主人公の生き様を描いているマンガなんかいくらでもあるし正直言って王道だ。

ここは意見がかなり分かれる部分だろうが、僕の結論から言うと、「衛宮士郎の考えが自分と全く相容れない。人間味が全くない。しかし、だからこそ美しい」というのが最大の魅力的な部分であると思う。

正直「主人公の生き様が無様過ぎるマンガ」というのはウケが良くない物が多い。というのが僕の考えだ。

実際考えてみるとわかるのだが、「ONE PIECE」というマンガがあるだろう。

あのマンガがめっちゃ人気な理由は色々あるだろうが、

最大の理由は「ルフィ、その他のメインキャラの生き様が読者にとって共感できるものだから」だと僕は考えている。

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スラムダンク」が何故人気なのか?

最大の理由は「キャラクターの生き様が共感できるものだから」なのだ。

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読者はキャラクターのそういった生き様に共感し、もっと見たい!という考えになるのだ。

しかし、そう考えると「衛宮士郎」の生き様は本当に読者にとって「共感」できる存在なのか?

答えは明らかに「No」だと僕は断言する。

そもそも「Fate」を知らない人は「衛宮士郎」ってどんな人物なの?

から入ると思うのでそこは次回ご説明する。

まあ、一言で言うと「衛宮士郎」の考え、掲げる理想は「人間味がない」のだ。

実際それは同じFateの登場キャラの「アーチャー」にも指摘されている。

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「共感」できない主人公なのに何故人々は「衛宮士郎の生き様を描いたFate /StayNight」を愛するのか?

その考察は次回にしようと思う( ̄∇ ̄)

それでは、また明日!