「分かりづらい人間」に人が集まらないのは何故なのか
いきなりネガティブな質問で悪いのだが、あなたは「コイツとはあまり関わりたくない」と思う人間ってどんな人だろうか?
この問いにも明確な答えがないので言ってしまうが、僕の答えは「なにを考えているのかが分からない人間」のことだ。
僕は大学2年〜社会人2年目の頃までは多分「猛烈になにを考えているのか分からない人間」だったんだと思う。
だからあの時は人があまり自分に寄り付かなかった。多分高校生の時の方がまだ僕は「なにを考えているのかわかる人間」だったと思う。
特に酷かったのは社会人1年目の頃だっただろう。
会社に入社した同期と友達になりたいが為に変に目立つ行動をしていた時だった。
しかし、そんなことをすればするほど人は離れていった。
高校、大学の頃まではそういうキャラは人気者になれていたから僕は不思議で仕方がなかった。
しかし、今思えば僕の奇怪な行動に周りは「コイツ何考えてるか分からねえ奴だ」と思っていたのだろう。
これは物販を行う時にも必要な考え方なのだが、人は「確認作業」でしか動かない。
つまり、「得体の知れないものに人は触れたがらない」のだ。
だからどういう商品なのかよく分からないものは全く売れない。
逆にどういう商品で、使う目的が明確になっているものはキチンと売れる。
「人」も同じだ。
得体の知れない僕に人は「触れたくなかった」のだ。
だから当然人は集まらない。
「なにを考えて行動しているのか?」なんて思われてしまう人には決して人は集まらないのだということを思い知った。
だからこそ逆に「その人の考えていること」が分かりやすい人間には「人が集まる」ということになる。
だから「分かりやすい人間になる」というのはとても重要なことなのだ。
何故なら人はついてこないから。
前回僕は、
分かりやすい人間とは「自分のポリシーを貫きつつ、自分の現在の感情を人に表現することが上手い人間」のことだ。
と言った。
「自分の感情を表現する」とは自分の思った感情を口に出すこと、顔にだすこと、行動に出すこと。
とは言え自分の感情を思うがままに出していたらただの「自己中」だ。
だから「人の気持ちがわかるようになりたい」、「人が傷つくことはしない」という願望があるならその願望に沿った上で行動する。
それが「自分のポリシーに乗っ取る」ということだ。
つまり、この2つが必要なのである。
では、「自分のポリシーに乗っ取る」、「自分の感情を表現する」にはどうすれば良いのかを次回語っていこうと思う( ̄∇ ̄)
それではまた明日!