「自分のポリシー」とは「この時代を生き抜く為に知恵を振り絞った成果」である
「自分のポリシーに乗っ取る」というのは以前も話したと思うが、いわゆる「騎士道精神」を持つ。
ということである。
人間は感情の生き物である。喜怒哀楽の無い人間は「人間」ではない。
そんなのロボット同然の「心を無くした人間」も同義であろう。
しかしとは言え感情のまま、自分の思いのままに行動をしてしまったらそれはただの「動物」だ。
世の中は「弱肉強食」の世界であるが、純粋な力で話せば人間なんかあらゆる種の中では「弱い」部類に入る。
そして、生きる力のない種はどんどん死に絶え、しまいには絶滅してしまうというのが今までの歴史である。
そんな人間が何故今まで繁栄していたのかと言うと「知性、感情」が他の動物よりも豊かであったからだ。
逆に言えば「知性、感情」に乏しい人間は「この先、生き残りづらい種」であるということだ。
実際それは歴史が証明している。
頭の良い人間でありかつ感情表現に豊かな人物は歴史に名を残している。
実際例を挙げてみると「武田信玄」が該当するだろう。
「武田信玄」は別に天下を取った訳ではない。幕府を開いたわけでもないし、歴代天皇であったわけでもない。
それでも必ずどの教科書にも「武田信玄」はででくる。なぜなのか?
理由の結論を先に述べておくと「誰よりも頭と知恵が回ったから」であったからだ。
「武田信玄」といえば「戦の天才」と言われているが、それは逆に言えば「どのような環境でも生き抜くための知恵」があったということだ。
これは僕の想像であるが、彼の生きた「戦国時代」は今の僕らの生きている時代とある意味似ているのではないか?
とさくぱんは思っている。
戦国時代は約100年〜150年程続いたと言われているが、この時代は誰も天下を取っているわけではなく、江戸時代みたいにお百姓が搾取されまくる時代でもない。
要は今の僕らみたいに「自由な生き方」ができた時代ということだ。
実際に「戦国時代」から名を挙げ始めた武将はかなり多い。
「豊臣秀吉」は正にその代表例だろう。
「豊臣秀吉」は「織田信長」を師とし、名のある武将になり、天下統一を果たした。
要は「戦国時代を生き抜く力を持った織田信長から生き抜く方法」を教えてもらったからだ。
これはどの時代にも言えることだが、「生き抜く力」を持って生きた人物はその時代の象徴となる。
その「象徴」となった人間は必ず「知恵」がある。誰よりも「考えぬく力」を持っている。
ここで話の冒頭に戻るが、「自分のポリシーを持つ」というのは決して「意地」だけではない。
その時代を「生き抜く為に振り絞った知恵の成果」なのだ。
だからこそどんな状況であれ「自分のポリシー」を守ることができるのだ。
「人によく見せたいから」、「意地だけ」なんて理由で「自分のポリシーを持つ」なんてことは決してできない。
要は「この時代を生き抜く為に考え抜いて自分のポリシーを持つことが大切」ってことだ。
さて、本日はここまで!
ありがとうございました( ̄∇ ̄)